夜なべして作った甲斐があった栗あん

秋の味覚 栗

大好きな 栗

知り合いから、山で拾ったという栗をいただいたのだけど、

2歳児がいると、なかなか手が回らず

嗚呼、栗が痛んでしまう…

と思いながらほったらかしに

 

ごみの収集日が近づき

いや、捨てられん!

と、なんとか茹で栗に(栗を茹でる余裕すらない2歳児との暮らしよ)

 

その茹で栗すら、そのままほっておかれ

なんだか、栗にもやもやほやほやした毛のようなものが生えているような

そしてまた近づくごみの収集日

いや、捨てられん!

 

前にネットで見かけたなかしましほさんの栗あん

www.kyounoryouri.jp

作ってみたいと思っていて

でも日中に作ってる余裕はなく

夜やる気力もなかったのだけど、

せっかくいただいた栗を捨てたくなくて

子を寝かせた後に気合いで起きて作ることにしたよ

 

茹で栗正味200gをほじくり出すのに

途中で挫折しそうになったけど、頑張った

 

あとは、砂糖と水を加えてぐつぐつ

 

つぶつぶを潰してなめらかにするのが意外に手間で

つぶつぶでもいーや とそのままに

 

試食

中津川の栗きんとんを思い出す味!!!

うまー♡

甘さはかなり控えめで、何口でもいけちゃいそう

 

大好きな中津川の栗きんとん

そのためだけに、秋、旅をしたいと思うくらいに好きなのだけど

当分行けそうになく

 

自家製栗あんは、つぶつぶしていて

当然本家の足元にも及ばないんだけど

でもいいの

こんなにおいしい栗あんが自分で作れたんだから

夜なべした甲斐があったよ

捨てなくてよかった

 

後日、パンにのせて

パン

ぱくぱくぱくり

パンにのせるなら、もう少し甘くてもいいかな

でも、甘さ控えめだからパンに山盛りのせても罪悪感がない

日頃、パンにそんなにジャムのせないの と言っている子の前で

山盛り栗あんパンをぱくぱく

だめだめかーさんですすまん

久しぶりの梅仕事は初めての梅干しづくり

久しぶりに梅仕事をした

 

時間的にも、経済的にも、余裕がない現状で

梅仕事なんかしてる場合じゃないんだろうけど

精神的に参っちゃっていて

余分なことをやってやろうという気持ちになり

 

梅が出回り始めてから

梅やりたい、でも時間もお金も、、、

と思っていたのだけど

えーい、ままよ

と梅仕事をすることにした

 

梅シロップと迷って、

なんだか梅干し気分だったことと

初挑戦 というのをやりたい冒険心とで

まずは梅干しづくりをすることに

 

以前、母が

ポリ袋で梅干しができるんだって

と作った梅干しが美味しかった記憶があり

ちょうど図書館でジッパー袋の梅干しレシピが見つかったので

初めての梅干しづくりはジッパー袋で

 

本当は、脱プラしたいからガラス瓶で作りたいのだけど、

お財布事情により、

ジッパー袋でつくるか

つくらないか

迷って、ジッパー袋をとりました

 

スーパーマーケットで1kgの和歌山産南高梅とジッパー袋L(ブランドものじゃなく、PB的な安いやつ)を買ってきて、

まだ緑っぽい粒はざるに入れて2日ほど日に当てて追熟

 

甘いおいしそうな香りがたまらない

果物好きの娘は

食べられる?今、食べる?

としつこく聞いてきて

ごめーん、これはすぐには食べられないの

という問答を何度もした

 

そして、子が寝て、夫の夕ごはんも終わって

いざ!

 

夜中に梅をごろごろと洗い

キッチンペーパーで丁寧に拭き

計量した粗塩と交互にジッパー袋へ

口を閉じて混ぜ混ぜし

平らにして箱に入れ

上から重し(2kg分のペットボトル)

塩漬けにした梅

翌朝撮った

1kgだと、予想より手間がかからず

拍子抜け

ジッパー袋梅干しは、少量で仕込めるのがよきだね

仕込みが楽だし

うちは梅干しを食べるのが私だけなので、少しあればいいし

初めてだから、まずは少量から試したいし

 

明日から、

日に2〜3回袋をもんで塩をからめる

という仕事ができたのだけど

なんでもかんでも私やりたい!の2歳児の目にとまったら、はたしてどうなるのか…

と考えると憂鬱になるけど

でも自家製梅干しができあがるのは楽しみだ

 

ここのところ、子を寝かした後の時間を無駄にしていたのだけど、

久しぶりに趣味のひと仕事をしてリフレッシュになった

精神衛生のために、こういう時間をとるよう心がけたいとも思った深夜0時過ぎ

 

* * *

梅1kg(正味908g) 円
粗塩119g 約32円
 (1kg 269円)
ジッパー袋1枚あたり 円
 (L10枚入り 円)

『飾らない。』の暮らしは、憧れ?過去の遺産?

坂井より子さんの『飾らない。76歳、坂井より子の今を楽しむ生き方』(家の光協会、2020)を読んでみました

book

こういうライフスタイル系の本が好きで、図書館で目にとまったので借りてみました

 

坂井より子さんを知らなかったのですが、界隈では有名な人のようですね

主婦歴50年で、料理教室を主宰していたこともある方だとか

 

料理本ではなく、坂井さんの生活、家族などについて書かれています

口語文で、一節一節が短いので読みやすく、子のお昼寝中にさらっと読めました

 

内容は共感できる部分と、できない部分とあり

(エッセイって、だいたいそんなもんですよね)

 

共感できないなと思った部分は、

自分の用事で出かける時に、家のことはちゃんとしてから行く

というところ

ご主人が休みの日でも、退職してからも、坂井さんだけで出かける場合は、掃除や家族の食事の支度はして行くそうです

ご主人は料理ができない方ではないようだけど、坂井さんがやりたいみたい

 

この考え方、憧れる人もいるとは思うけど、私は共感できない

過去の遺産では?と思っちゃう

 

家族(パートナー)の仕事のボリュームとか、得意不得意とか、それぞれの家族の事情があるとは思うけど

自分のことは自分でやろうよ と思う

このあたりは70代的価値観かなぁと感じました(70代でも独立独歩派はいるだろうけど)

 

共感、というか、参考になる(したい)と思った部分はいくつかあって、

ひとつは 人に求めない というところ

私、人に対して「こうしてほしい」と強く思うことが多くて

自分の価値観を押し付けがち

坂井さんも、以前は「こうしてほしい」という要望があって、思いどおりにならず悶々としていたそうです

それが、今では 自分は自分、人は人 と思えるようになったそう

私もそうなるかな

 

あとは、若い頃は子どもたちに口うるさく小言を言っていた というところ

今は穏やかな雰囲気でも、若い頃は“普通”のお母さんだったんだなと安心します(子にガミガミ言ってる毎日よ…)

 

エプロンはしない派というのも、今の私には救いのひとことでした

産後、エプロンなんてしている余裕がなく

そろそろエプロンつけるようにしようか

でも置く場所がないなぁ(どこかに置いた瞬間2歳児が持って行ってどこかに放置されてイライラしそう)

と迷っていたところ

じゃぶじゃぶ洗える普段着をエプロン代わりに とあって、あ、それでいいんだーと

 

もともと部屋着と外着を分けたい派だったのですが、子といると着替える時間もなく

部屋着も外着も同じにしていて

汚されてもいいような服しか着てないし

しばらくはエプロンなしでいいや と思えました

 

ただ、冬場はセーターじゃないと暖房をつけても寒いような寒冷地住みで、

セーターだとじゃぶじゃぶ洗うわけにもいかず、

厳冬期は乾かない日が続くから洗濯するもの躊躇われ、

やっぱり割烹着が欲しい(そして、置いても勝手に持って行って放置されない環境が欲しい)かな

 

久しぶりに読んだライフスタイル系の本は、ふむふむと思うところあり、へーと思うところありで、楽しかったです

目をそむけているつもりじゃないけれど、やっぱり利用してしまう

しばらく前から、ウィグル族の強制労働が世界的に大きな話題になっている

日本の企業も、強制労働で作られたものを使っているとかいないとか

 

エシカルとか、サスティナビリティとかいったことに対して、それなりに興味はある

適正な買い物をしたい

 

けど、その商品が適正なものかどうかは、末端の消費者には分からない

とある企業を陥れたいがためのうわさかもしれないし、

うわさではなく真実かもしれない

 

そんな企業の商品を

買うべきか

買わざるべきか

 

ぐるぐる迷いつつも買う

商品

だって

おいしいし

便利だし

お手頃価格だし

リピートしていて、なくなったら困るなと思う商品もある

(写真にあるナンは初めて買ったけど、2歳児と一緒に作れて食べられて、また買いたいと思っている)

 

強制労働が問題になった企業以外にも、労働環境などが不適切な企業は日本国内に山とあるだろう

そうした企業の商品やサービスを利用していないとは言い切れない

むしろ、利用しているだろう

 

大小・国を問わず、すべての企業がコンプライアンスを遵守してくれたらいいのに

すべての企業が完全潔白真っ白ホワイトであってくれればいいのに

 

と思いつつ、日々の買い物をしている

 

* * *

この問題について、興味深い記事があった

www.businessinsider.jp

この文章をどう捉えるかは人それぞれだけれども、

最後の

対立する立場によって異なる言い分について、どう判断するか。私たち消費者は、多角的にものごとを見た上で、自分の頭で考え行動を決める必要がある。

については、肝に銘じておきたい

新玉ねぎの季節になると作りたくなるおかず

新玉ねぎ、おいしいよね

出回るようになると、ひね玉ねぎより高くてもつい買ってしまう…

(今まで“ひね玉ねぎ”なんて単語知らなかったのだけど、先日、スーパーマーケットで聞いて知りました)

煮込めばとろとろ甘くておいしくて

2歳児も大好き

 

しばらく前に玉ねぎを買いにスーパーマーケットに行ったら

新玉ねぎも、ひね玉ねぎも置いてなくて

玉ねぎなしの食卓は考えられず(特に子の)焦った

他のスーパーマーケットまで探しに行っちゃったよ

九州地方の天候不順が原因だとか

今はまた流通するようになり

ありがたいことです

 

長い前置きでしたが、

新玉ねぎの時期になると作りたくなるおかず

久しぶりに作ったよ

ソースマリネ

材料は

豚こま、玉ねぎ、ケチャップ、ウスターソース、油

と、シンプル

なのだけど、ケチャップ、ウスターソース、油をびっくりするくらい使う

計量していてひるむ

でも(だから?)おいしい

www.kyounoryouri.jp

レシピでは新玉ねぎ指定ではないのだけど、

初めて食べたのが新玉ねぎで作ったものだったので、新玉ねぎで作るもの という思い込みがあって

新玉ねぎの時期になると作りたくなるのです

 

が、去年一昨年は子の世話に追われて作れず、お久しぶり

 

昨日作って冷やしておいたものを

早ゆでマカロニとあえてみたら

あっという間に冷製パスタのできあがり

暑くなった今日にぴったりのお昼ごはんになりました

 

レタスと合わせてごはんのおかずにさっと出せ、

パンにはさめばサンドウィッチに

残りはどう食べようかなぁ

懐かしの味 しあわせの味 ひとりにまにましちゃう味

大好き大好き鳩サブレー

サブレー


甘いものが…

とかブログに書いてるけど

やめられないとまらない

甘いもの

 

久しぶりに鳩サブレーを食べたら

にやにやにまにま

はー幸せ

となりました

 

子どもの頃、祖父母の家に行くと

鳩サブレーがある率が高く

(仕事の関係でもらうことが多かったよう)

我が家も鎌倉へ行くことがたびたびあって

ちょくちょく買う機会もあり

幼少時から慣れ親しんだ味

 

自分でも手土産に使うこともあった

大好きなお菓子

 

家にあると、一日一枚

母には

鳩サブレーがあるとあんたが全部食べてるよね

と言われたり

 

祖父母の家がなくなり、

鎌倉から離れた所に暮らすようになり、

ずいぶんご無沙汰してしておりました

 

先日、故郷からの来客があって

お土産に持ってきてくれまして

ありがたや

 

原材料がシンプルなのも好ましく

箱

さくさくさくさく

はーおいしー

 

まだ甘いものはあげるのを控えてる我が子にも

ねぇねぇ、これ、めちゃおいしいお菓子だよ

ってあげたい

がまん

来年は一緒に食べようね

頭で食べる私、舌で食べる子

ファーストフードとか、コンビニ弁当とか

おいしいと思う一方で、

体に良くないものがたくさん入っていそう…

と思って

食べていても罪悪感がある

 

店で選ぶ時も、

どれにしよう、どれも体に悪そうだけど…

と思いながら選ぶ

 

オーガニック系のお店だと

食感がそんなに良くなくても、

これは身体にいいんだぞ ありがたいものなんだぞ

と思って

あーいいお金の使い方してるアタシ

と酔える

 

でも、子どもはそんな知識がないから

自分の舌がおいしいと思うものを選んで食べる

体にいいとかよくないとか関係ない

 

うらやましい

 

子には

自分の身体をつくる食べるものに関心を持つようになってほしいと思っている

でも、関心を持つと面倒くさいと感じる場面も多々あり

 

食育って難しいなぁと思いながら

子にごはんをあげている

 

ただ、食に関心を持つかどうかって

教育よりも

本人の経験によるところが大きいとも思うから、

こちらがあれこれ言っても

めちゃくちゃジャンクフード好きになるかもしれないし

分からないよね

 

10年後の子の食の好みはどうなっているんだろうね

 

* * *

おやつ

身体にいい悪い云々ぬきに、おいしかったヴィーガンおやつ

りんごパイ

だけど、子にはこのお店のビスケットは不評だった

 

こういうおやつもいいけど、、、

ココナッツサブレ大好きです

私が生きている間はなくならないでほしい